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アメリカの成功者たちが証明する最強の成功哲学であり、自己啓発の名著として知られる『ザ・マスター・キー』を紹介する。2007年に全米で大ベストセラーとなり日本でも話題を呼んだ『ザ・シークレット』の中でも触れられており、あのマイクロソフト創業者であるビル・ゲイツにも多大な影響を与えたと噂されている伝説的な一冊である。
70年以上も封印されていた「自己啓発の原点」
本書の歴史は非常にドラマチックである。初版が刊行されたのは1917年。当時アメリカで活発化していた、宗教の枠組みにとらわれずスピリチュアリティを生活に溶け込ませようとする「ニュー・ソート・ムーブメント」の時流に乗り、当時としては画期的な20万部以上の大ベストセラーとなった。
しかし、その独自の哲学的な自己成長の思想が教会の教義にそぐわないという理由から、1933年に発禁処分とされてしまう。以来、70年以上もの長きにわたり、一般読者の前から完全に姿を消すこととなった。
ところが、ハアネルの思想は水面下で生き続けた。自己啓発の巨匠として知られるナポレオン・ヒルやデール・カーネギーらの思想形成に多大な影響を与えたのである。実際、ナポレオン・ヒルは1919年の手紙で「自分の現在の成功はそのほとんどが、『ザ・マスター・キー』にしたためられた法則を実践したおかげである」と感謝を述べている。
さらに現代において本作が再び脚光を浴びたのは、ビル・ゲイツがハーバード大学在学中に図書館で偶然この本を発見し、それに触発されて起業を決意したという噂が広まったためである。これを契機にシリコンバレーで大ブームが巻き起こり、再販本が続々と刊行されるに至った。
1917年に初版が刊行されたこの自己啓発書の古典は、当時としては画期的な20万部以上のベストセラーになったが、教会の思想に合わないという理由で、1933年に発禁処分となった。以来、70年以上読者の前から姿を消していたもののナポレオン・ヒルやデール・カーネギーらがこの本に多大な影響を受けたと言われている。さらに今世紀に入ってから、ビル・ゲイツがハーバード大学在学中に図書館でこの本を発見、触発されて起業したと噂されている。2007年、全米で大ベストセラーとなった『ザ・シークレット』などに引用され、大きな話題となった本である。
訳者あとがき
ハアネルが『ザ・マスター・キー』を世に送り出したのは1917年のことです。当時、アメリカではニュー・ソート・ムーブメントという運動が起こっていて、宗教の枠組みにとらわれずにスピリチュアリティを生活の中に溶け込ませようとする運動が活発だったのです。その時流に乗って、本書は全米で異例の売れ行きを示し、彼の名前を一躍有名にしました。その後、彼は続々と哲学的な自己啓発書を出版したのですが、教会がキリスト教の思想にそぐわないということで彼の著作を発禁処分にしたため、彼の著作はその後、70年近く表舞台から姿を消していました。
けれども、『ザ・マスター・キー』で彼が提唱した自己成長の思想は、水面下で生き続け、デール・カーネギーやナポレオン・ヒルといった自己啓発の狂人たちの思想形成に多大な影響を及ぼしたのです。ナポレオン・ヒルは1919年4月21日にハアネルに宛てた手紙の中で、「自分の現在の成功はそのほとんどが、『ザ・マスター・キー』にしたためられた法則を実践したおかげです」と述べています。ハアネルは自己啓発の元祖と言ってもいいような存在なのです。現在においてふたたび『ザ・マスター・キー』とその著者であるチャールズ・ハアネルが脚光を浴びるようになったのは、ビル・ゲイツがハーバード大学在学中に図書館でこの本を見つけ、それに触発されて起業を決意したという噂が広まったからです。それを契機にシリコンバレーでこの本が大ブームとなり、再販本が続々と刊行されるようになったのです。
ロンダ・バーン自身も「ザ・シークレット」に関するインタビュー等で、この本にふれている。
小説のように一気に読んではいけない
序文
「マスター・キー」の教えはこれまで24のレッスンから成る通信教育として発行され、24週間にわたり1週間に1レッスンずつ学びたいという人に配られてきました。今24の章を一度に手にしている読者に忠告しておきます。本書を小説のように一気に読まないようにして下さい。学習のコースとして扱い、1週間に1つの章を何度も読み返して、各パートの意味を慎重に消化してもらいたいのです。そうでないと、後半の章を誤解しやすくなり、読者の時間とお金が無駄になるでしょう。
本書を読む上で最大の注意点がある。それは、序文で著者自身が忠告している通り「小説のように一気に読んではいけない」ということだ。
もともと本書は、24のレッスンから成る通信教育のコースとして、24週間にわたり1週間に1レッスンずつ学習者に配信されていたものである。そのため、1週間に1つの章を何度も読み返し、各パートの意味を慎重に消化していくことが求められる。そうしなければ、後半の章で誤解が生じ、読者の時間と労力が無駄になってしまうと警告されているのだ。
ヨガの科学に基づく、実践的な24週間のエクササイズ
毎週のエクササイズであるが、第1週から毎週少しずつステップアップしていく。例えば、
第1週
それでは実際にやってみましょう。誰にも邪魔されず一人になれる部屋を探し、背筋を伸ばしてゆったりと座ってください。何かに寄りかかってはいけません。そうしたら、思考がさ迷うままにまかせます。15分から30分もすれば、心は完全に鎮まるでしょう。心身を完全にコントロールできるようになるまでこのエクササイズを3、4日ないし1週間続けます。
第2週
先週は心身をコントロールするためのエクササイズを紹介しました。それをマスターしたら、次に進みましょう。今回は思考のコントロールに着手します。できれば常に同じ部屋、同じ椅子、同じ場所を使うようにしてください。どうしても同じ部屋を使えない場合は、自分にとってもっとも快適な環境を作り出してください。では、先週紹介したやり方で心を完全に鎮めてください。一切の思考を締め出してください。そうすれば、心配や不安や恐れを生み出す思考をコントロールし、自分の望む思考だけを心に抱けるようになります。完璧にできるようになるまでこのエクササイズを続けてください。
第3週
今週のエクササイズで、あなたはさらに一歩前進することになります。心を完璧に鎮め、できるだけ思考を禁じるだけでなく、リラックスして筋肉の緊張を解き放ってください。筋肉を正常な状態に戻すのです。これは神経からすべてのプレッシャーを取り除き、身体を消耗させる緊張を取り除きます。
第4週
今週は、まずいつもの姿勢で完璧にリラックスすることにより、身体の緊張をすべて取り除きます。それから心の重荷になっているもの、たとえば、憎しみ、怒り、不安、嫉妬、妬み、悲しみ、苦悩、失望などをすべて手放します。
以降、第24週まで毎週難易度が上がっていき、続いて行く。瞑想から徐々に発展していくイメージである。
目次
序文
まえがき
第 1週 すべてのパワーは内側からやってくる
第 2週 潜在意識の驚くべきパワー
第 3週 身体(からだ)の太陽
第 4週 パワーの秘密
第 5週 心の家の作り方
第 6週 注意力を養う
第 7週 イメージの威力
第 8週 想像力を養う
第 9週 肯定的暗示の活用法
第10週 思考は宇宙と個人をつなぐリンク
第11週 機能的推理と客観的な心
第12週 引き寄せの法則
第13週 夢は実現する
第14週 潜在意識と宇宙精神は1つである
第15週 わたしたちの暮らしを支える法則
第16週 スピリチュアル・パワーを発揮する
第17週 象徴(シンボル)と現実-真の集中
第18週 新しい意識の目覚め
第19週 運命を制御する
第20週 人は求めるものしか得られない
第21週 人間は平等である
第22週 波動の法則
第23週 お金とスピリチュアリティ
第24週 心の錬金術
訳者あとがき
リーズナブルな文庫本に加え、現在は待望のKindle版もリリースされている。当サイトが強く推奨する電子書籍のスタイルで、いつでもどこでもこの歴史的名著に触れられるようになったのは大変喜ばしい。24週間かけてじっくりと自分自身と向き合うための投資として、間違いなく一読の価値がある一冊である。手元のスマートフォンやタブレットを使い、この実践的なプログラムを日々のルーティンに組み込んでみてはどうだろうか。
Kindle版
