スイング売買の心得
Contents
- 1. スイング売買の心得 (PanRolling Library):リチャード・D・ワイコフ
スイング売買の心得 (PanRolling Library):リチャード・D・ワイコフ
トレードの本質をえぐる魔術師のバイブル
スイング売買よりもスイングトレードの方が通りが良いかもしれない。デイトレード(デイトレ)の違いとしては、スイングトレードが数日で売買を行うのに対し、デイトレードは1日で売買を済ませるということ。デイトレードの場合、1日のうちに何回も売買を繰り返すことは珍しくない。
スイングトレードという言葉を初めて聞いたのは、B.N.Fがスイングトレードを得意としている記事の中であった。もっともB.N.Fにとって、スイングトレードは手法の1つに過ぎないと思うが、聞いたことのない言葉だったため興味を持った。
通常、トレーディングを専業とでもしない限り、デイトレードは無理だと思うが、スイングトレードであれば、他に事業をしていたり、サラリーマンでも可能。そこで、スイングトレードを学んで見よう思い、この本を読んでみた。
「これからパンローリングの投資本を読む人へ」を読んでから本書を読んだ方が良い。
目次とメモ
- 序文
- 短信
- 楽しい経済的自殺の方法
- 株式相場における需要と供給の法則の働き
- オーバーン社株の激しい値動きを予測する
- トレードの方法
- Ⅰ.過去のやり方
- Ⅱ.最新の科学的方法
- 編集だより―なぜ本誌はアドバイスを提供しないか
- 短信
- 岐路に立つ大衆
- ノウハウ
- 買った理由
- チャートとダウ理論
- 融通のきかない方法と柔軟な方法
- インサイド情報について
- ウォール街の誤信
- その一「金庫にしまった株のことが忘れられる」
- ウォールストリート動物園
- 編集だより―本誌の出版の目的
- ダウ理論のさらなる発展
- トレンド
- 転換点
- 値幅の判断
- 最良の銘柄選択
- さらなる発展
- ティッカーテープで相場の転換を予測する
- テクニシャンはどのように株式相場を判断するか
- なぜ統計データを研究するのか
- 短信
- ディクソン・G・ワットが語る芸術としての投機
- 一.独立独歩
- 二.判断力
- 三.勇気
- 四.慎重さ
- 五.柔軟性
- 絶対的な規則
- 条件的な規則
- 編集だより―過去の予測
- 探りと反応によって相場を判断する
- ウォール街の誤信
- その二 「成功するには十分な資金が必要」
- ダウ理論を打破する
- 新聞の金融欄の本当の価値
- さらにインサイド情報について
- ジェイ・グールドの哲学
- 編集だより―どうすればこの相場が持ち直すか
- 四年半の間になされたアドバイス機関の予測の成績
- 自分の投資ファンドを運営する
- 年金 一〇〇%の安全
- 転換点を見抜く
- さらにインサイド情報について
- あるトレーダーからの投書
- ダニエル・ドルーの教え
- ポイント・アンド・フィギュア・チャート
- ニュースを過大評価してはいけない
- 流れとしての株価
- 短信
- なぜストップ注文が執行されてしまうのか
- 追証の請求に対して現金を差し入れてはいけない―損失を防ぐ三重の防衛線
- スイングトレードで長期保有よりも多くの利益を上げる
- ブローカーに頼ってはいけない
- ティッカーテープに基づいてトレードをする
- テクニシャンがファンダメンタリストに論争を挑む
- 最良の銘柄―資金と目的と性格に合わせて選ぶ
- 銀行家はチャートに対して弱気
- 中立ポジションの大切さ
- 相場の達人が語る
- 有名な相場師たちの哲学
- 読者からの投書
- 編集だより―なぜファンダメンタルズは役に立たないのか
- 付録 ストックマーケットテクニックナンバー2より抜粋